フルミスト(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン接種)

 

 

を希望される方へ

 

 

 

どんなワクチン?

 

フルミストは、鼻の中へ吹き付けるインフルエンザ感染予防のための生ワクチンです。従来の不活化ワクチンの皮下注射と違い、鼻腔内にスプレーを吹きかけるだけなので痛みがありません。

インフルエンザウイルスは主に気道粘膜に感染するため、鼻腔に直接免疫をつけるフルミストは現行の注射ワクチンで誘導されるIgG抗体だけでなく、気道分泌型IgA抗体も誘導するため、予防効果が(特に小児において)高いと考えられます。
また生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザと株が違っても発症を軽症化させる作用があります。

効果は1シーズンですが不活化ワクチンよりも効果が長く持続します。

 

 

 

 

接種対象者:2歳以上 19歳未満の方

 

 

接種料金と接種回数:1回(左右に点鼻で1回分)8500円(税込)

 

 

 

接種を希望される方は、診療時間内に電話で予約をお願いします。

 

    予約開始日:9月20日

 

供給に限りがありますので予定本数に達しましたら

 

  予約受付を終了しますので、

 

予約された場合はキャンセル不可(延期は可能)

 

  とさせてください 。

 

 

 

 

副反応には、下記の様なものがあります。鼻汁(40~50%)、

 

     咽頭痛(5~10%)、頭痛(3~9%)、発熱(10%)

 

 

[この予防接種を受けることが出来ない人]
l:明らかに発熱のある人(37.5度を超える人)
2:重篤な急性疾患にかかっている人
3:心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経系疾患などの慢性疾患を持っている人
4:5歳未満の人で、喘嗚(ゼーゼー)の歴があった人
5:1年以内に喘息発作のあった人
6:免疫不全患者(抗がん剤治療を受けている人)や、そういった患者様をケアする立場にいる介護者の人
7:アスピリンを服用している人
8:重度の卵白アレルギーで、ゆで卵が食べられない人
9:鼻炎症状のひどい人

 

 

その他の注意事項

接種時に号泣するお子様の場合には多量の鼻汁でワクチンがうまく鼻腔に入らず、効果が弱ってしまうため接種できない場合があります。

接種時に鼻水・鼻づまりの症状がある場合、効果が半減してしまうため接種出来ない場合があります。

接種後すぐの過度な運動、接種後7日以内のスイミングは控えていただきます。

接種後の入浴や軽いジョギングなど通常の生活は可能です。

鼻水・鼻づまり・頭痛・発熱などの副反応がみられることがあります。

 

 

 

[他のワクチンとの接種間隔について]
不活化ワクチン(新型コロナワクチンを含む)→接種間隔あける必要はない
生ワクチン(MR、水痘、おたふくかぜ)→4週間あける
不活化インフルエンザワクチン→最低2週間、可能であれば4週間あける
また、他のワクチンと同時に接種することが可能

 

 

 

 

 

 

参考:

 

当院HP内のインフルエンザワクチンQ&A

 

    

 

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