平成16年9月1日から院外処方せんを発行しております。

当院では皆様により良い医療を提供するために「医薬分業」を検討してまいりました。この度、この地域の調剤薬局の体制が整いましたので医薬分業を開始しました。平成16年9月1日より医院でお薬をお渡しするかわりに「処方せん」を発行致しおります。

処方箋を発行しますので、できるだけすみやかにもよりの調剤薬局へもってゆき、お薬をお受け取りください

 

!!ご注意!!

発行された処方せんはできるだけ早く調剤していただくようにお願いします(朝の処方箋を、夕方や翌日になってから調剤薬局にもってかれる方がいます)

 

なぜ医薬分業(院外処方せんの発行)を取り入れたか?

1.  高い水準の医療レベルを維持する(これが一番重要!)


 近年医療技術の進歩は目覚ましい状況にあります。医師はより高い水準の医療技術を確保し、より良い医薬品を選択処方するよう努力します。それに加えて医薬分業により、医師の行った診療内容が内外の専門職にオープンになり、院内・院外、両方からのチェックがかかることになります。


 内外の医療職間に生じた良好な緊張感の存在のもとに、患者さんにとって「一番良い薬」を「正確な情報」のもとに「正しく服用」していただけることになるのです。

2. かかりつけ薬局としての機能:かかりつけ薬局を持つことで、複数の医療機関でお薬が処方されている場合、お薬の飲み合わせの良い悪い、重なった利き目の薬のチェック、アレルギーのチェックなどが随時行われます。

3. お子さん・ご家族が病院内にいる時間が短くなります。
 病気の具合では、診察後、病気のお子さんはすぐ家に帰って、ご家族が「処方せん」を薬局に持っていっていただいても結構です。

当院から薬局へと二重にお手間をおかけしますが、それを越える利点が多々あることをご理解の上、ご協力をお願い申し上げます。