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乳幼児にとってはじめて見る物や、珍しいものを口にいれて確かめることは本能であり、ごく自然な事だと思います。
誤飲事故を防ぐには、家族が乳幼児から目を離さないと言うことが必要なことであるといわれますが、いくら注意しても誤飲はなくなりません。 家庭環境において、乳幼児が口に入れて事故が発生すると容易に推測できる物は子供の行動範囲内には置かないということが最も重要なことです。

家庭内の小物の誤飲の可能性を判断する「誤飲チェッカー」の利用が有効です。


誤飲チェッカーは子どもの誤飲や窒息を予防するために開発されました。乳幼児の口腔を計測するなど科学的な数値を求めて制作されたものです。子どもが誤飲しそうな物をチェックして子どもの誤飲事故を防止しましょう。

チェッカーの中に隠れるものは、飲み込んだり窒息する可能性があります。また、隠れなくてもこの円筒の中に入る物は赤ちゃんの口に入ります。いろいろな物をチェックしてみましょう。


3歳の赤ちゃんが口を開けたときの最大口径は約39mm、のどの奥までは約51mmありますので、その値を誤飲防止の目安にしましょう。
このチェッカーの中に隠れるものは、飲み込んだり、窒息する危険があります。
このチェッカーに隠れるものは、床から1m以上の高い場所に置くようにして下さい。
ご家族みんなで誤飲しそうなものをチェックしましょう。

赤ちゃんが5か月になったら、誤飲チェッカーでチェックしましょう。
生後5か月を過ぎると、赤ちゃんは何でも口に入れるようになります。
赤ちゃんはどんどん発達していきます。昨日手が届かなかったところに、今日は手が届くようになるのです。
赤ちゃんの手が届くところに口に入る大きさのものがあれば、必ず誤飲が発生します。
前もってチェックするしか確実な防止法はありません。


乳幼児の誤飲事故は、保護者の事故予測によりそのほとんどが重篤な事故からの回避が可能であると考えます。
育児の中心となっている両親だけではなく家族全員の意識の持ち方で事故は防止できると思うのです。