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発生場所

子どものやけどの80%は家庭内で起こり、そのうち50%は台所で起こっています。やけどは行動範囲が広がる1歳児に最も多くみられ、その原因として多いものは、熱湯や汁ものなど高温の液体、続いてアイロン、ストーブなどへの接触となっています。

6カ月までの赤ちゃんは、大人が不注意で熱いものこぼしたり、熱いミルクを飲ませてしまう。7カ月を過ぎると、自ら動き始めて、前に置かれた容器を手でひっくり返したり、背伸びをしてテーブルの上の物に手を伸ばし頭から熱湯をかぶったりします。

4歳を過ぎると花火によるやけどが多くなります。

対策

7〜8カ月を過ぎたら、2歳まではやけどをする最も危険な時期と認識する。

お風呂の給湯器からの湯の温度設定を50℃以下にする。

熱源は畳や床の上に置かず、1メートルより上に置くこと。

ストーブには接触できないように柵をもうける。

熱いものは転げない容器に入れるよう心がける。

子どもの寝衣について難燃素材の指定なども考慮する。

幼児が花火をするときは大人が付き添う必要があります。