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過去のデータ(これが現実です)

死因の第1位は「不慮の事故」

0歳をのぞいた1〜19歳の子どもの死因の第1位は「不慮の事故」となっています。この状況は1960年以降、現在までまったく変化がみられません。

死亡に至らない事故の頻度

幼児では、死亡1件に対し、入院を必要とする事故は65件、外来受診を必要とする事故は4,500件、家庭で処置を必要とするような事故は10万件、無処置で様子を見る事故は19万件と推定されており、毎日膨大な数の事故が発生しているのです

事故は本当に親の責任????

我々小児科医や保健婦さんは、健診などで日頃から事故予防を繰り返し訴えてますが、なかなか事故が減るわけではありません。気をつけていてもすべての事故を防ぐことはできません。目を離さずに子どもを育てあげることなど不可能です。

これまで

「事故」は「accident」=予想ができない避けられない事故

ととらえられてきましたが、

最近の「事故」は「injury」=予測ができ予防可能な事故

というとらえ方にかわってきています。

未然に防ぐことための具体的な対策が重要

事故対策のための3つの相

(1) 事故が起こる前、

(2) 事故が起こる瞬間、

(3) 事故が起こった後、

の3つの相に分けて考えるとわかりやすいでしょう。

(1)事故が起こる前の対策とは、未然に事故を防ぐ活動で、安全な環境や器具の整備、法的な規制、安全教育などです。
(2)事故が起こった時の対策とは、心肺蘇生などの救急処置を中心に考えることです。
(3)事故が起こった後の対策とは、救急医療体制、各種の治療、リハビリなどについて考えることです。

未然に事故を防ぐ(具体的に)

心肺蘇生などの救急処置