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実態

不慮の事故で亡くなった0〜4歳の子どものうち、溺死は21%を占めています。

発生場所

0歳と1歳の溺死の8割は浴槽で生じています。

3歳以上になると浴槽で溺れて死ぬことは少なくなります。

年齢が長ずると、川、湖、海での溺死が多くなっています。

浴槽での溺水の発生状況は?

子どもが浴槽で溺れたときの状況の1/3以上は、気がついたら浴槽に浮かんでいたという状況でした。洗い場からの浴槽の縁の高さが50cm 未満の浴槽で、残し湯をしている場合は溺水の危険性が高くなります。

毎年、100人前後の赤ちゃんが溺れて亡くなっていますが、それは氷山の一角で、赤ちゃんが溺れる、あるいは溺れかかることは日常的に起こっているということを十分認識してください。

 

対策

浴槽の縁と洗い場の高さを50cm以上にする。

残し湯の習慣をなくす。

浴室の入り口には鍵をかける。

子どもだけでお風呂場で遊ばせない。

浴室の入り口のドアの上に感知器を設置し、子どもが浴室に入ったらブザーが鳴るようなアラームを常設する。