ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ・タイプb=Hib)は重症細菌感染症の原因になる重要な細菌です。我が国の乳幼児の細菌性髄膜炎の2/3がこの菌が原因で、かかった乳幼児の5%が死亡し20%が後遺症を残します。そんなヒブ髄膜炎が日本国内で年間約600件発生しています。

そんなヒブによる重症感染症を、ワクチンさえあれば100%防げるのです。乳児期にヒブワクチンを接種することにより、この年齢層の子ども達を重症感染症から守ることができるのです。

 

 

1990年代に入って欧米を中心にヒブワクチンが導入され、1998年WHOはヒブワクチンの乳児への定期接種を勧告し、現在では既にアジアやアフリカの国々を含む110カ国以上で導入されて、90カ国以上で定期接種プログラムに組み込まれています。
先進国はもとより多くの発展途上国において、多くの海外の小児科医にとってヒブによる重症感染症は診たことがない過去の病気になっています。


定期接種化!!

 

平成25年4月から、定期接種となりました。

 

 

ヒブへの抵抗力のなく重症感染症にかかりやすい3歳未満に接種が望まれます。また5歳以上でのワクチン接種は必要ないといわれています。
今回導入されたヒブワクチン(アクトヒブ)の接種時期と回数:


◆生後2ヶ月〜7ヶ月未満:初回は4〜8週間隔で3回、

             3回目終了後 7週〜13週後に追加接種の合計4回。
◆7ヶ月〜12ヶ月未満:初回は4〜8週間隔で2回で終了して、

             その後、7週〜13週後に追加接種
◆1歳を超えて5歳未満:1回接種だけで終了します。


1回0.5ml接種で3種混合ワクチンとの同時接種が可能です。アクトヒブと3種混合と別々に接種する場合はお互い最低1週間あける必要があります(予防接種法で決められています)。


アクトヒブの副反応:接種部の腫れ・発赤・痛みが接種後12〜24時間で5〜30%に認められ、全身性の副反応では、不機嫌14.7%、下痢7.9%、食欲不振8.7%、嘔吐5.6%、発熱2.5%などです。これらは3種混合ワクチンによる発現率とほぼ同等かそれ以下です。

 

具体的なヒブワクチン接種の予約、接種スケジュールについてはこちらに

 

予防接種へ

ホームへ